米国のERでは65歳以上の患者が約15%を占めるそうです。 …ふふふ、大したことないですね。当院はその3倍以上は来ていると思います。 それゆえに、(偉い先生は病歴と身体所見だけで大体診断がつくっていってますが) しばしば非特異的な症状を訴え、併存疾患…
PAFに出会ったときにどのように対応しますか? 患者の背景や心房細動の発症時間によって対応はまちまちですが、 基本的な対応指針は以下のようになります。 ・血行動態不安定なら同期下cardioversion ・血行動態安定している場合ならrate controlでもrhythm …
よく外来でドレナージされる自然気胸に関して、 「そんなにドレナージしなくていいんじゃないの?」という問いかけを行った研究がNEJMより発表されたので紹介します。 N Engl J Med. 2020 Jan 30;382(5):405-415. doi: 10.1056/NEJMoa1910775.Conservative v…
小児版SSCGが出ました! 小児敗血症は、成人に比較して圧倒的に遭遇頻度が低いですが、 もしものときに対応できるようにガイドラインには目を通しておきます。 まずは推奨のまとめのみ書き出します。 Intensive Care Med. 2020 Feb;46(Suppl 1):10-67. doi: …
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2020-2021年にNICEガイドラインも改訂されるようです。 それまでに暫定的な推奨事項を示すために作られたガイドラインみたいです。 BSPED Interim Guideline for the Management of Children and Young People under the age of 18 years with Diabetic Keto…
造影CTの時に使用するヨード系造影剤についてのまとめになります。 現時点での推奨、わかっていることとわかっていないことが 詳しく記載されていてよかったです。 「腎機能が低下しているから造影剤投与は控えます」なんて言っている人、 まわりにいないで…
個人的にはERで便潜血検査(Fecal occult blood testing : FOBT)を行うことはまずありません。 これによって、治療方針が変わることがまずないからです。 それについて解説したreviewがありましたので紹介します。 さあ、明日からERでFOBTするのはやめまし…
敗血症性ショックに対するビタミンC投与は、救急分野でかなり注目されています。 metabolic resuscitationとかMarik cocktailとか言われている方法です。 個人的には結構信頼を置いており、何度か使用機会がありました。 実感としては、敗血症性ショックの際…
WCTへの対応で困ることは、 本当にこのWCTはVTなのか?それともそれ以外なのか? 対応はどうすればいいのか? というところに集約されると思います。 本日ご紹介するreviewはそんな僕らの助けになる文献です! 一読の価値ありです! (Am J Emerg Med. 2019 …