「ヨシッ、STEMIだ!」 循環器内科を即座にコール! しかし、循環器内科医はエコーを当てながら 「う~ん、これは胆嚢炎だね。外科の先生にコンサルトしておきますね~」 なんてパターンにたまに遭遇します。 心電図でSTEMIの所見があるのに、STEMIじゃない…
一般的なけいれんの止め方について勉強しましょう! いつでも最善の状態で治療できるわけではありません。 「セルシン静注!!!」と呪文を唱えたはいいものの、ルートがとれない… そんな状況ではどんな立ち回りをすればよいでしょうか? 第一選択薬:ベンゾジ…
キシロカインなどの局所麻酔薬はよく使うと思いますが、 結構すぐに中毒域に達してしまうため注意が必要です。 どの科に進む人でも遭遇しますので、予防や対応は常識として知っておいてください! 局所麻酔薬の極量は? リスク因子 どんな症状が出るのか? …
救急外来では、患者さんの感情が高ぶり暴言・暴力などが発生することがあります。 非薬物的な対応のしかたを知っておきましょう。 自分とスタッフを守れるようになってください! 今回は、危険な状況を回避するために必要なスクリーニング方法や非薬物的な対…
家庭用品のアルカリ性物質と言えば、 ハイター、パイプユニッシュ、カビキラーなどがあります。 これらを意図的に(自殺企図、友人に勧められて!?)、もしくは非意図的に摂取してしまいERを受診することがあります。 どうしたらいいかわかりませんよね!? フ…
所属施設を変えてから1か月経ちました。 ER業務で日々研修医や専攻医らと奮闘していますが、その様子を少しでもみなさんと共有したい…! そこで、"Real ER Round"と称して、簡単に振り返ったことをまとめていきたいと思います。 診療のスキマ時間の数分で振…
久しぶりの更新です! とりあえず毎日 X で読んだ論文をポストしていくことを目標にしていますが、見返しづらくなってきました。 なので、備忘録として簡単にまとめを作っていきたいと思います。 (頑張れれば月1!現実的には2か月に1回くらい?) 蘇生 ブジ…
抗凝固療法がされていない患者を見ない日はありません。 ワーファリンやDOACを内服している患者さんに致命的な大出血が起きた場合、それらの薬剤の拮抗を考えなくてはいけません。 今回は、抗凝固療法のリバースについて考えていきましょう。
CPRなんて型通りにやれば、簡単カンタン♪ なんて思っていませんか!? まずはガイドラインに沿って、型どおりにやれるようになることは大切です。 でも、それだけじゃつまらない! 救命率向上のために、もっといい方法がないのか常に模索しなくてはなりません…
研修医の頃に上級医から伝授される「指ブロック」。 頻用される手技ではありますが、 意外としっかり勉強することは少ないと思います。 概ね3種類の手技があり、 「どの指」の「どの部位」に効果を出したいかを考えて使い分けます。 「えっ、使い分けなんて…