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シリーズ「救急医のEvidenceブックマーク」の総目次
です。

救急外来とICU診療で役立ちそうな総説やガイドラインを、自分の興味と日々の診療に沿って読みながらメモしています。
各論文の詳しいまとめやちょっとしたコメントは、Weekly 記事のほうに置いています。
この総目次では、
・元の論文(リンク付き)
・どんなテーマの総説か
・どのWeeklyで触れているか
がひと目でわかることを目標にしています。
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気になるものがあれば、リンク先や Weekly 記事で中身をのぞいてみてください。
Weely記事へのリンク
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #0(創刊準備号) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #1(20251122-1128) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #2(20251129-1205) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #3(20251206-1212) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #4(20251213-1219) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #5(20251220-1226) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #6(20251227-20260102) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #7(20260103-20260109) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #8(20260110-20260116) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #9(20260117-20260123) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #10(20260124-20260130) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #11(20260131-20260206) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #12(20260207-20260213) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #13(20260214-20260220) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #14(20260221-20260227) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #15(20260228-20260306) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #16(20260307-20260320) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #17(20260321-20260403) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #18(20260404-20260417) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #19(20260411-20260501) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #20(20260502-20260515) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #21(20260516-20260522) - りんごの街の救急医
救急医のEvidenceブックマーク Weekly #22(20260523-20260529) - りんごの街の救急医
蘇生
心肺蘇生
Vol 152, No 16_suppl_2 | Circulation
2025 ERC Guidelines is Released / Weekly #0
JRC、AHA、ERCのガイドライン2025。必読。
ILCORからのコンセンサス。
気管挿管
気道管理戦略はPlan A~Dまで、アクションカードに沿った対応。
Indian Journal of Anaesthesia / Weekly #0
インドの2025年版困難気道ガイドライン。
Indian Journal of Anaesthesia / Weekly #0
コチラもインドから、リスクのある抜管に関するガイドライン。
Best practices in airway management in critically ill adults / Weekly #0
解剖学的困難気道だけでなく「生理学的困難気道」にも配慮すること。
Rethinking extubation readiness in the neurocritical patient: from respiratory load to airway protection / Weekly #13
神経集中治療をしている患者の抜管は“vigorous cough”が大事だという主張の論文。
Extubation After Acute Brain Injury: An Unsolved Dilemma!! / Weekly #13
急性脳損傷がある患者の抜管の具体的なアルゴリズムを示した総説。
Airway management of adults in the acute care setting / Weekly #19
救急外来やICUにおける成人の気道管理について、最新のエビデンスを総括したBMJのState of the Art Review。気道評価ツール、preoxygenation、誘導薬・筋弛緩薬の選択、ビデオ喉頭鏡 vs 直視型喉頭鏡、bougieの使い分け、ETT位置確認、挿管後鎮静まで、緊急挿管のすべての段階を最新のRCT・メタ解析を引きながら整理している、救急医・集中治療医必携のレビューである。
The hemodynamics of tracheal intubation in critically ill patients: a narrative review / Weekly #19
重症患者の気管挿管における周術期循環動態を、生理学的観点から時系列で整理したJournal of Intensive Careのナラティブレビュー。INTUBE研究で示された「ICU挿管の40%超に循環不安定が発生」という事実を出発点に、なぜ・どこで・どのように血圧が落ちるのかを、pre-induction → induction → apnea → 陽圧換気開始 → 挿管後管理という5段階のタイムラインに沿って解剖していく構成が特徴的である。
Ten tips for a safe approach in airway management / Weekly #20
麻酔科・集中治療・救急医療における気道管理を、10項目のTipsとして俯瞰したナラティブレビュー。本論文の中核メッセージは、従来の「どのデバイスを使うか」というデバイス志向から、「酸素化を絶やさないための戦略」を中心に据えた患者中心アプローチへのパラダイムシフトを提唱している点にある。各Tipは独立して参照できるが、全体として「酸素を軸に判断する」という統一テーマで貫かれている。
Rapid sequence intubation in high-risk patients: what clinicians and researchers must know - a narrative review / Weekly #20
高リスク患者に対するRapid Sequence Intubation(RSI)について、薬剤選択・気道管理手技・ヒューマンファクターを横断的に整理した2026年のナラティブレビュー。SFAR公式誌から発表された本論文の最大のメッセージは、「誤嚥予防」を中心軸としてきた従来のRSI観から、誤嚥予防と低酸素・血行動態不安定の回避とのバランスを取る、柔軟で患者中心・チーム中心のアプローチへとパラダイムを転換すべきという点にある。
輸液
輸液の段階「ROSE」のde-Escalationに関するところの推奨。
Individualized fluid optimization and de-escalation in critically ill patients with septic shock / Weekly #0
ROSEに沿った治療を推奨。ICUでの輸液療法の復習によい。心機能プロファイル。
ショック
PCAS
OHCAからROSCし、ICU入室後に低血圧/血行動態が不安定な患者を対象としたコンセンサス。
https://www.jsicm.org/news/upload/pub_com_fukagyakuteki_zemnoh_kinohfuzen_manyuaru.pdf / Weekly #9
日本集中治療医学会雑誌に掲載された「不可逆的全脳機能不全患者の集中治療マニュアル2025」。
心原性ショック・混合性ショック
Mixed Cardiogenic-Vasodilatory Shock: Current Insights and Future Directions / Weekly #16
混合性ショックについて、定義~病態~分類~侵襲的血行動態~治療原則まで一気通貫でまとまっている。混合性ショックを知るための最初の1本。
こちらも混合性ショックの必読文献。
混合性ショックでは結局、「何で圧を支え、何で拍出を支えるか」が現場の悩みになるが、vasopressor / inotropeを実践的に整理している総説。
アナフィラキシー・血管性浮腫
Current update on anaphylaxis: anaphylaxis management in recent guidelines / Weekly #0
アナフィラキシーに関する各種ガイドラインを横断して整理した総説。
https://www.jsaweb.jp/uploads/files/Web_AnaGL_2023_0301.pdf / Weekly #0
日本アレルギー学会からのアナフィラキシーガイドライン2022。
Managing Angioedema / Weekly #6
血管性浮腫に関する救急外来でのマネジメントの総説。
敗血症性ショック
Assessment of Tissue Perfusion Pressure in Patients With Septic Shock: Beyond Mean Arterial Pressure / Weekly #2
敗血症性ショックにおける組織灌流圧評価についての総説。
ESICM guidelines on circulatory shock and hemodynamic monitoring 2025 / Weekly #2
ショックと循環モニタリングに関するESICMのガイドライン2025。
Physiological and clinical significance of mean circulatory and mean systemic filling pressure / Weekly #3
小難しいが、結局RAP(CVP)を高くし過ぎないようにという主張の総説。
Current standard of care for septic shock | Intensive Care Medicine / Weekly #4
敗血症性ショックの血行動態管理を「現場仕様」に整理した総説。
Applied physiology at the bedside: using invasive blood pressure as a true monitoring tool / Weekly #4
侵襲的動脈圧(SAP/DAP/MAP/PP)は、単なる「安全域の監視」ではなく、ベッドサイドでの生理学に基づく治療調整の操作可能な指標として活用できるという面白い切り口の総説。アルゴリズムがなかなかいい。
Point of View: A Holistic Four-Interface Conceptual Model for Personalizing Shock Resuscitation / Weekly #6
ショック蘇生を4つのinterfaceから個別化して評価する概念モデルを示した総説。perfusion without congestionを目指すための個別化した蘇生が必要と提案。
Vasopressor use in septic shock: separating evidence, practice, and future directions / Weekly #13
敗血症性ショックの昇圧薬:エビデンスと実臨床と個別化研究。
Subphenotyping hypotension in early sepsis: A physiology-guided therapeutic approach - ScienceDirect / Weekly #13
敗血症性ショックをバイタルサインや生理的異常によって3分類して考えることを提案する総説。
Critical closing pressure in the circulation: Understanding the vascular waterfall phenomenon / Weekly #15
vascular waterfallの考え方に基づいて、動脈側のcritical closing pressure(Pcrit)とmean systemic filling pressure(Pmsf)をつなぎ直し、組織灌流圧を「Pa−Pcrit(≒MAP−Pcrit)」として捉える枠組みをICUでの循環管理に応用しようとした総説。
出血性ショック
Prioritizing circulation over airway in trauma patients with exsanguinating injuries: What you need to know / Weekly #5
外傷による出血性ショックではCABアプローチをすべし。
薬剤・モニタリング
Vasopressin and its analogues in patients with septic shock: holy Grail or unfulfilled promise? / Weekly #0
バソプレシンの総説。
Mastering the practical application of vasopressin at the bedside in septic shock / Weekly #0
バソプレシンの総説。意外と高用量でも耐えうる、AVP反応性テストなど。離脱方法についても議論。
Dobutamine administration: a proposal for a standardized approach / Weekly #0
DOBの使いどころの総説。灌流不全の臨床指標と生物学的指標を加味して。“dobutamine challenge”も。
A lineとカフ圧で測定した血圧に乖離があるときの実践的アプローチ。
神経
鎮痛・鎮静
Sedation and Noninvasive Positive Pressure Ventilation-Where are We now? A Narrative Review / Weekly #1
NPPVへの鎮静をどうするか?
モニタリング
A Review of Bispectral Index Utility in Neurocritical Care Patients / Weekly #1
BISの活用方法に関する総説。
脳卒中
脊椎硬膜外血腫
厳密にはcase reportだけどわかりやすい。
Clinical features of spontaneous spinal epidural hematoma / Weekly #0
脊椎硬膜外血腫はCT軟部条件で腫瘤性病変を半数以上で描出することができた。
片頭痛
救急外来での片頭痛急性期治療指針がアップデート!
https://www.jsnt.gr.jp/guideline/img/zutsu_2021.pdf / Weekly #3
日本の頭痛の診療ガイドライン2021。
特発性正常圧水頭症
Idiopathic Normal-Pressure Hydrocephalus / Weekly #3
NEJMから高齢者の特発性正常圧水頭症の診断と治療に関する総説。
PRES
Posterior reversible encephalopathy syndrome: evolving insights in diagnosis, management, and outcomes / Weekly #6
PRESの診断・治療・予後に関する最新の総説。
Posterior Reversible Encephalopathy Syndrome / Weekly #6
老舗NEJMのPRES総説。
The Spectrum of Posterior Reversible Encephalopathy Syndrome / Weekly #6
PRESの病態と臨床スペクトラムに関する総説。
頭蓋内圧亢進
Managing Intracranial Pressure Crisis / Weekly #2
SIBICCアルゴリズム(ICPモニタあり) とCREVICEプロトコール(ICPモニタなし)を統合したものを紹介した総説。
Management of intracranial hypertension with and without invasive intracranial pressure monitoring / Weekly #2
「急性脳損傷全般」におけるIH管理をICPモニタあり・ICPモニタなしの両方でどう戦略を立てるかを整理したレビュー。
Management of intracranial hypertension with and without invasive intracranial pressure monitoring / Weekly #2
「急性脳損傷全般」におけるIH管理をICPモニタあり・ICPモニタなしの両方でどう戦略を立てるかを整理したレビュー。
Noninvasive Intracranial Pressure Monitoring: Are We There Yet? / Weekly #2
非侵襲的モニタリングのpitfallや限界についての記載。
Practicalities of noninvasive neuromonitoring in intensive care / Weekly #2
各非侵襲的モニタリングのスペック表。
CRPS
Complex Regional Pain Syndrome / Weekly #5
CRPSの疫学・病態・診断・治療を体系的にまとめたNEJMによる総説。
TGA
Transient global amnesia / Weekly #7
TGAの最新のreview。病態生理は複雑でよくわかりませんが、単なる海馬のTIAってわけでもないんですね。
一過性全健忘の診断と鑑別・画像所見についてのガイドライン。
MRI in the Diagnosis of Transient Global Amnesia: A Case Series and Review of Current Evidence / Weekly #7
TGAの診断補助としてのMRI検査の適切なタイミングとプロトコルについての総説。
悪性症候群
An Approach to the Pharmacotherapy of Neuroleptic Malignant Syndrome / Weekly #14
(症例報告だけど)悪性症候群の重症度に合わせた治療方法がわかりやすいので。
Expert guidance on the differential diagnosis of neuroleptic malignant syndrome / Weekly #14
悪性症候群の鑑別疾患に関する実践的なガイダンス。セロトニン症候群、悪性緊張病(malignant catatonia)、抗コリン薬中毒などとの鑑別のポイント集として。
Akinetic crisis and withdrawal syndromes: guideline "Parkinson's disease" of the German Society of Neurology / Weekly #14
パーキンソン病の無動クリーゼ・各種離脱症候群の診断治療指針(オーストリア・スイスの神経学会より)。
機能性発作
Management of Functional Seizures Practice Guideline Executive Summary: Report of the AAN Guidelines Subcommittee / Weekly #19
機能性発作(functional seizures、旧来psychogenic nonepileptic seizures: PNESと呼ばれていた病態)の診断と治療について、米国神経学会(AAN)が2026年に公表した実践ガイドラインのExecutive Summary。
呼吸器
人工呼吸器管理
Brain Protective Ventilation Strategies in Severe Acute Brain Injury / Weekly #0
肺保護換気ならぬ脳保護換気の戦略「脳保護換気の10原則」を紹介。
Toward optimal mechanical ventilation of the injured lung: the role of expiratory duration / Weekly #1
APRVに関して再考。
ARDSに対する肺保護戦略としての Airway Pressure Release Ventilation(APRV)、特に Time-Controlled Adaptive Ventilation(TCAV)法の解説。
Assessing lung recruitability: does it help with PEEP settings? / Weekly #1
リクルータビリティに関する解説。
Assessment of recruitment from CT to the bedside: challenges and future directions / Weekly #1
リクルート評価法とその臨床的意味を整理。
Respiratory Mechanics: Revisiting the Appraisement of Lung Recruitment / Weekly #1
呼吸力学に基づく方法によるリクルータビリティの評価に関する総説。
Ventilation in the obese: physiological insights and management / Weekly #3
肥満患者への換気管理の総説。OHSについて詳しい。
How to ventilate obese patients in the ICU / Weekly #3
ICUにおける肥満患者の気道管理・非侵襲/侵襲的人工呼吸の最適化」をテーマとした総説。
急性脳損傷患者の人工呼吸を、脳・肺・横隔膜の三方よしで最適化せよ、という総説。
Patient self-inflicted lung injury - does it really exist? / Weekly #4
P-SILIってもう立証された概念だと思われているけど実はそうでもないという意見。
Patient self-inflicted lung injury an important phenomenon / Weekly #4
AHRFにおいて、過剰な呼吸ドライブと吸気努力が肺損傷を増悪し得る現象をP-SILIとして整理する総説。
https://journals.lww.com/co-criticalcare/fulltext/9900/kidney_ventilator_interaction_and.323.aspx / Weekly #4
IMVによる肺‐腎相互作用と腎保護的換気に関する総説。
Imaging and pulmonary function techniques in ARDS diagnosis and management: current insights and challenges / Weekly #6
ARDSにおいて初期評価でCTにより形態・recruitabilityを把握し、その後はLUSとEITでベッドサイドの経時変化を追い、画像と肺機能指標を統合してPEEP・体位・MPを調整する「多層統合フレームワーク」 の提案。
Mechanical power of ventilation: tracking the damaging component / Weekly #13
mechanical power(MP) が注目されるが、総MPだけではVILI発生を十分に予測できないので、弾性パワーを基盤に評価すべき。
気切後管理
Troubleshooting above cuff vocalisation / Weekly #15
above cuff vocalisation実施に際してのトラブルシューティング。
NIRS(Noninvasive respiratory supports)
Noninvasive respiratory supports in ICU / Weekly #0
HFNCは「中等度の吸気努力」の患者に、NIVは「強い吸気努力」の患者に適している。抜管後のNIRSの使い方にも詳しい。
HFNT、CPAP、BiPAP などの「非侵襲呼吸補助」について、生理学的効果・機器と回路・インターフェース・設定方法・臨床適応を一体として解説する臨床ガイド。
市中肺炎
成人における市中肺炎(CAP)の診断と治療に関する最新のエビデンスを反映し、4つの主要な臨床的問いに基づいて推奨を提示。
Severe community-acquired pneumonia: current concepts and controversies / Weekly #8
重症CAPに関するICMからの最新の総説。
VAP
Ventilator-associated pneumonia / Weekly #2
2025年最新版のVAP総説。吸入アミカシンは忘れていた。
間質性肺疾患
間質性肺疾患と向き合うときの原則集。
The Management of Interstitial Lung Disease in the ICU: A Comprehensive Review / Weekly #0
こちらも同様。
Ventilatory support and mechanical properties of the fibrotic lung acting as a "squishy ball" / Weekly #7
線維化した肺はlung rest戦略を意識せよという総説。“squishy ball”をたとえにつかって説明している。
Rheumatoid Lung Disease / Weekly #5
いろんな薬剤が使用されるRA-ILDに関する総説。自分にとってはなんでこの薬剤が入っているんだろうと後追いで考える用。
器質化肺炎
Update on cryptogenic organizing pneumonia / Weekly #7
器質化肺炎についてバランスよく見渡すならこの総説。除外すべき診断など詳しい。
OPの画像所見に詳しく、診断アルゴリズムを紹介している。
誤嚥性肺炎
Aspiration pneumonia guidelines - Société de Pathologie Infectieuse de Langue Française 2025 / Weekly #0
フランス感染症学会による2025年版の誤嚥性肺炎のガイドライン。
気胸
pneumothorax ex vacuoは肺エコーで事前に特定可能とする総説。
Managing complications of pleural procedures / Weekly #6
非外科的な胸膜手技に関する合併症の総説。
循環器
ACS・心筋梗塞
ECG Patterns of Occlusion Myocardial Infarction: A Narrative Review / Weekly #0
押さえておくべきSTEMI equivalents = OMI(はぐれSTEMI)についての総説。
Right bundle-branch block (RBBB) and acute coronary syndrome (ACS) a narrative review / Weekly #10
ありふれたRBBB(右脚ブロック)だけど虚血が隠れていることがあるので、特定の状況では注意が必要と喚起している総説。
不整脈(頻脈・徐脈・QT延長など)
Managing drug-induced QT prolongation in clinical practice / Weekly #0
問題形式でQT延長に関する知識を確認することができてとてもよい。
QT延長に関連して、CTRX+ランソプラゾールは注意。
Management of Long QT Syndrome: A Systematic Review / Weekly #0
LQTSにはβ遮断薬を第一選択薬として使用する。ナドロール、プロプラノロール(2-4mg/day)。
Long QT Syndrome / Weekly #0
NEJMからのLQTSに関する総説。
Pearls and Pitfalls: Severe Bradycardia / Weekly #10
徐脈の実践的な鑑別とマネジメントをまとめた総説。やっぱりアトロピンはあんまり使わんよな~。
Comparing Guidelines for Atrial Fibrillation: Focus on Emergency Medicine / Weekly #12
心房細動のガイドラインを、救急外来でのマネジメントに特化して読み解いた総説。
心不全
Advances in the management of acute decompensated heart failure / Weekly #2
BMJから心不全急性増悪の総説。
Respiratory Support in Cardiogenic Pulmonary Edema: Clinical Insights from Cardiology and Intensive Care / Weekly #12
心原性肺水腫への呼吸補助の実践的整理。
心筋症
Septic cardiomyopathy: Diagnosis and management / Weekly #9
「エコーがgold standard」「反復評価が必須」「LVEFのload依存」「GLSが有用になり得る」「管理(輸液・昇圧・モニタ・強心薬は不確実)」など,ER/ICUの実務に落としやすい名レビュー。
エコーで見える循環フェノタイプ(クラスター)の話が軸で,輸液・昇圧のやり過ぎを避けるという管理の示唆が強いレビュー。
Sepsis-induced cardiomyopathy / Weekly #9
臨床像→診断(反復評価含む)→管理の考え方をまとめて把握するための(ちょっと循環器寄りの)総説。
肺塞栓・DVT
Risk Stratification and Management of Intermediate-Risk Acute Pulmonary Embolism / Weekly #0
Intermediate-Risk PEの管理。マネジメントはFig. 2参照。
Isolated distal deep vein thrombosis: Diagnosis and management / Weekly #5
下腿遠位静脈に限局するDVTであるIDDVTの総説。
消化器
肝硬変・ACLF
EASL Clinical Practice Guidelines on the management of hepatic encephalopathy / Weekly #0
肝性脳症(HE)の診断と管理に関する臨床診療ガイドライン。
Inpatient management of hepatic encephalopathy / Weekly #0
肝性脳症(HE)の管理に関する総説。
Review article: Evaluation and care of the critically ill patient with cirrhosis / Weekly #8
肝硬変を基礎疾患にもつ重症患者の管理マニュアル、良レビュー。
The Liver Intensive Care Unit / Weekly #8
ALFとACLFの違いを解説して、それらの集中治療について解説した総説。ALFとACLFの違いを理解しやすい。
Prognosis algorithms for acute decompensation of cirrhosis and ACLF / Weekly #8
肝硬変の急性増悪とACLFの予後判定アルゴリズムに関する総説。
Safe use of proton pump inhibitors in patients with cirrhosis / Weekly #8
総説ではないけど、肝硬変にPPIを使いたくなった時に見る文献。基本はエソメプラゾール。
Management of the acute on chronic liver failure in the intensive care unit / Weekly #8
ACLFの集中治療管理を臓器不全毎に見渡すことができる総説。こちらも良いrevierw。
Navigating the Labyrinth: Intensive Care Challenges for Patients with Acute-on-Chronic Liver Failure / Weekly #8
ACLFの定義の違いを解説し、それによる予後の評価などについて概説。こちらも臓器不全毎の対応がまとまっている。
AASLDからのACLFガイドライン。
Future Management of Sepsis in Liver Cirrhosis / Weekly #8
肝硬変患者に発症した敗血症のマネジメントに関する総説。実臨床を変えるものではないけど、こんな感じに世界は進んでいるのか~とわかる。
栄養療法
Gastrointestinal function and nutritional interventions in septic shock / Weekly #0
敗血症性ショックの時の栄養療法に関する実践的管理方法。Pの変動はよく見ておくこと。
経鼻胃管症候群
Nasogastric tube syndrome: A Meta-summary of case reports / Weekly #5
成人経鼻胃管症候群の症例メタサマリー。
A rare but serious entity: nasogastric tube syndrome / Weekly #5
経鼻胃管症候群を扱った総説。こちらの報告では、NGTSの発症は最短12時間と早め。
腎・電解質
AKI
Acute kidney injury in the critically ill: an updated review on pathophysiology and management / Weekly #1
最新のバイオマーカーの整理。
Hemodynamic management of acute kidney injury / Weekly #1
AKIのhemodynamic managementに関する総説。
Fluid management of acute kidney injury / Weekly #1
AKIの輸液療法に関する総説。
Acute kidney injury 2016: diagnosis and diagnostic workup / Weekly #1
AKIの原因検索に役立つ総説。
Acute kidney injury: a guide to diagnosis and management / Weekly #1
表とかフローチャートがまとまっていて見やすい。
RRT
ICUでの急性腎代替療法(RRT)のデエスカレーション(とくにCRRTから間欠的RRTへの移行)と、その移行期における薬物(特に抗菌薬)投与最適化の総説。
Renal replacement therapy in an intensive care unit: guidelines from the SRLF-GFRUP consensus conference / Weekly #1
SRLF(フランス集中治療学会)とGFRUP(小児集中治療・救急グループ)による2024年コンセンサスカンファレンスで作成されたRRTのガイドライン。
Acute kidney injury: when and how to start renal replacement therapy / Weekly #2
ICUにおけるAKIで、RRTを「いつ・どのように」開始するかの最新エビデンスと実践的推奨。
Weaning from Kidney Replacement Therapy in the Critically Ill Patient with Acute Kidney Injury / Weekly #7
ICUでのAKIでKRTを要する患者の離脱判断に関する総説。実践的で初学者にもわかりやすい。
CRRTからの離脱を考慮するときに使用する実践的な指標について解説した総説。
利尿薬
Diuretics in critically ill patients: a narrative review of their mechanisms and applications / Weekly #0
ICU重症患者における利尿薬療法。
Diuretic Use in Heart Failure / Weekly #1
段階的な利尿強化(sequential nephron blockade)プロトコルが有用。
電解質異常
一般
Correction of Electrolyte Abnormalities in Critically Ill Patients | Intensive Care Research / Weekly #3
ICUで遭遇する電解質異常のマネジメントに関して広く解説した総説。
カルシウム
Management of hypocalcaemia in the critically ill / Weekly #0
重症疾患による低カルシウム血症へのCa補充の閾値はiCa < 1.0mmol/L、症候性::テタニー、痙攣、QT延長、心機能障害などにあると考えられる。
Hypocalcemia in critical care settings, from its clinical relevance to its treatment: A narrative review / Weekly #0
特に外傷による大量輸血時は、iCa > 0.9 mmol/Lに保つ。
マグネシウム
Rethinking hypomagnesemia: diagnostic thresholds and metabolic implications in critical illness / Weekly #0
『Mg値が閾値を下回ったら治療開始』では遅すぎる可能性があるという指摘。
Magnesium Disorders / Weekly #0
NEJMからの総説。SGLT2iが低Mg血症への補助薬として効くとは。
ナトリウム
https://journals.lww.com/jtccm/fulltext/2025/03000/hypernatremia_of_critical_illness.6.aspx / Weekly #3
ICU入室時には正常だが、ICU治療中に新たに発症する「集中治療関連(ICU-acquired)高ナトリウム血症(ICU-AH)」に焦点を当てた総説。
Hyponatremia / Weekly #5
Annals of Internal Medicineから最新の低Na血症に関する総説。悩ましい診断に対する筆者自身のアルゴリズムや新規の治療などについて概説されている。
アルコール使用障害
AUDへの実践的な電解質、ビタミン補充の総説。
Electrolyte Disturbances in Patients with Chronic Alcohol-Use Disorder / Weekly #0
これまたAUDの有名な総説。電解質異常が真の姿を現すのは入院2-3日後。
Diagnosis and management of emergency department patients with alcohol withdrawal syndrome / Weekly #1
アルコール離脱に関する総説。
酸塩基平衡
Mixed Acid-Base Disturbances: Core Curriculum 2025 / Weekly #0
血液ガスの評価に関する超絶有用review。
メイロン使用に関する最新の総説。
造影剤
https://www.esur.org/esur-guidelines-2025/ / Weekly #5
European Society of Urogenital Radiology(ESUR)Contrast Media Safety Committee(CMSC)による「ESUR Contrast Media Safety Committee Guidelines 2025」。あまり救急外来でのアセスメントに有用な内容ではないかも。
尿閉解除後利尿
Prevalence and Clinical Implications of Post-obstruction Hyperdiuresis Among Patients with Urinary Retention: A Mini Review / Weekly #5
尿閉解除後のPOHDに関する頻度・リスク因子・管理法・合併症の報告を系統的に整理した総説。
Obstructive uropathy - acute and chronic medical management / Weekly #5
閉塞性尿路障害に対して、減圧後の水分・電解質管理から長期CKDフォローまでを一気通貫で整理した“実践的ハウツー総説”。
Postobstructive diuresis: pay close attention to urinary retention / Weekly #5
尿路閉塞解除後に生じうるpostobstructive diuresis(POD)の診断と治療について、プライマリケア医に教育することを目的としたレビュー。
ARC
What every intensivist should know about augmented renal clearance (ARC) / Weekly #10
ARCに関する総説。このまえ読んだINTENSIVISTではCrCl8時間で判断すると書いてあったけど、ここでは実務上の観点から4時間でもOKと記載がある。
横紋筋融解症
UPDATES ON RHABDOMYOLYSIS: A CLINICALLY-ORIENTED NARRATIVE REVIEW / Weekly #12
横紋筋融解症に関する最新の臨床マネジメントまとめ。
代謝・内分泌
SGLT-2阻害薬
How to manage sodium-glucose cotransporter-2 inhibitors in the critically ill patient? / Weekly #0
SGLT2iは忌み嫌うだけの存在ではない。場合によっては早期に再開。
非代償性甲状腺機能低下症(粘液水腫性昏睡)
Myxedema coma: challenges and future directions, a systematic survey and review / Weekly #12
どんなときに非代償性甲状腺機能低下症を疑うかの解像度を上げられる総説。
From the Popoveniuc Score to Therapeutic Protocols: A Comprehensive Review of Myxedema Coma / Weekly #12
粘液水腫性昏睡の診断スコアと治療プロトコルの包括的整理がされている総説。
副腎不全
European Society of Endocrinology and Endocrine Society Joint Clinical Guideline: Diagnosis and Therapy of Glucocorticoid-induced Adrenal Insufficiency / Weekly #16
臨床で実際に使える漸減アルゴリズム、朝コルチゾールの解釈、ストレス時補充法まで具体化しているガイドライン。
甲状腺クリーゼ
High risk and low prevalence diseases: Thyroid storm / Weekly #18
鑑別、診断スコア、初期蘇生、β遮断薬の使いどころ、重症心不全での注意、解熱、cholestyramineまでER診療目線でまとめたpitfall & pearls。
Approach to the Patient with Thyroid Storm / Weekly #18
BWPS/JTA基準の位置づけ、PTU vs MMI、β遮断薬のリスク、iodide の投与タイミング、diltiazem の代替、plasmapheresis の位置づけまで語っている最新の包括的なレビュー。
2016 Guidelines for the management of thyroid storm from The Japan Thyroid Association and Japan Endocrine Society (First edition) / Weekly #18
診断基準だけでなく、ICU適応、臓器障害ごとの対応、AF/心不全、肝障害、DIC、plasmapheresis までアルゴリズムで示している。日本の救急・集中治療にそのまま落とし込みやすいのが強みで、日本の現場では必読。
低血糖
Non-Diabetic Hypoglycemia: Evaluation and Management in Adults / Weekly #19
糖尿病ではない成人における低血糖の鑑別診断と管理を網羅したJ Clin Medのレビュー。原因不明の低血糖に出会ったときに読む価値の高いレビューである。
血液
貧血
Anemia of Critical Illness: A Concise Definitive Review in Critical Care / Weekly #3
輸血トリガーに関する研究が進む一方で、「貧血そのものをどう治療するか」という視点に焦点を当てた総説。現時点ではあまり臨床応用は効かないような。
Iron deficiency in critically ill patients: highlighting the role of hepcidin / Weekly #3
ICU患者の貧血に対する鉄欠乏診断と治療の暫定アルゴリズムが示されている総説。
輸血
制限輸血戦略が主流だが、Hb値だけではなく、生理学的指標(ScvO2, O2ER, PbtO2, ECG, Tropなど)や原疾患(脳、心臓)に応じて輸血が必要か考え、必要に応じて少量ずつ輸血して反応性を評価せよという主旨の総説。
Plasma as a resuscitation fluid for volume-depleted shock: Potential benefits and risks
アルブミンを含めた輸血製剤はショックへの治療として最近は立場が弱いが、生理学的にはメリットもあるぞという総説。
Oncologic Emergency
一般
An updated narrative review on the management of the most common oncological and hematological emergencies / Weekly #3
頻度が高く、初期対応で予後が大きく変わるOncologic Emergencyに限定した総説。
MSCC
転移性脊髄圧迫(MSCC)のマネジメントに関する総説。
CRS, ICANS
https://www.eviq.org.au/clinical-resources/oncological-emergencies/3500-cytokine-release-syndrome-crs / Weekly #22
CAR-T細胞療法や二重特異性抗体(BsAbs)が血液腫瘍領域で急速に普及するなか、その代表的かつ致死的になりうる毒性であるサイトカイン放出症候群(CRS)を、トリガー別に整理したeviQ(Cancer Institute NSW)の臨床リソース。
CAR-T細胞療法に伴う免疫関連有害事象(irAE)の認識・評価・管理を、ASCOが多職種専門家パネルを招集して整理した診療ガイドライン。
Diagnosis and management of bispecific T cell-engaging antibody toxicity: A primer for emergency physicians / Weekly #22
二重特異性T細胞誘導抗体(bispecific T cell–engaging antibodies;BsAbs)の有害事象を、ER診療目線で整理した総説である。本論文の特徴は、救急医(EM physician)と日常的にBsAbを投与する腫瘍内科医が共同で執筆している点にあり、サイトカイン放出症候群(CRS)・免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群(ICANS)・感染という三大毒性の診断と初期管理を、ER目線のグレード別アルゴリズムと薬剤投与量つきで提示している。
Cytokine release syndrome in solid tumors / Weekly #22
固形腫瘍に対する免疫療法(ICI、二重特異性T細胞engager〔BiTE〕、CAR-T細胞療法)に伴うサイトカイン放出症候群(CRS)を、固形腫瘍という文脈に絞って整理した総説。ICIによるCRSが約1%とまれである一方、BiTEやCAR-Tでは発生率が高く(最大89〜90%)、救急の現場で免疫療法歴のある患者を診る機会が増えていくなかで、ASTCTグレーディングと敗血症との鑑別、tocilizumabを第一選択とする初期対応を押さえておく意義は大きい。
HLH(血球貪食性リンパ組織球症、血球貪食症候群)
Hemophagocytic Lymphohistiocytosis / Weekly #20
NEJMのReview Articleとして2025年2月に掲載された、血球貪食性リンパ組織球症(HLH)の包括的総説。HLHを「過剰炎症(hyperinflammation)の原型」と位置づけ、一次性(mendelian, genetic)HLHと二次性(nonmendelian, acquired)HLHの両者を、歴史、疫学、臨床像、病態生理、診断、治療まで一望できる構成になっている。本論文の強みは、家族性HLHを"a success story in modern medicine"として、生存期間中央値1〜2か月だった疾患がpre-HSCT生存率91%まで到達した過程を語りつつ、依然として診断が遅れて命を落とす患者が多数存在することへの警鐘を両者並べて提示している点である。2024年に改訂されたHLH-2024診断基準(HLH-2004からNK細胞活性が外され、遺伝子検査と細胞傷害性アッセイが独立した診断ストラテジーに格上げされた)に正面から触れているのも新しい。救急医・集中治療医にとっては、「sepsis-like critical illnessで経験的治療に反応しない患者ではHLHを考慮しフェリチンをチェックする」というKey Clinical Pointsのメッセージが直結する内容である。
敗血症・感染症
敗血症
Sepsis - ScienceDirect / Weekly #15
Lancetから敗血症の病態と診療の最新総説。
真菌感染症
Invasive candidiasis in intensive care medicine: shaping the future of diagnosis and therapy / Weekly #0
ICリスク予測スコアの最大の価値は高い陰性的中率にあり、安全に抗菌薬投与を見送れることにある。
Current diagnostic approach to fungal infection in the critically ill patient / Weekly #0
真菌感染症のバイオマーカーによる診断の感度や特異度が詳しく説明されている。
Review on the management of intra-abdominal candidiasis / Weekly #0
腹腔内カンジダ症(IAC)の診断ってむずいよね。
Five things the intensivist cannot forget in the management of invasive candidiasis - Critical Care Science (CCS) / Weekly #13
侵襲性カンジダ症の管理のために重要な5ポイント。
FN
FNに関するたぶん最新のガイドライン。2017年版AGIHOガイドラインの更新版。
Consensus guidelines for initial management of neutropenic fever / Weekly #17
コッチの方が新しそう。FNの最初の72時間につよい。
糖尿病性足病変
Diabetic Foot Ulcers: A Review / Weekly #17
短時間で全体像を掴みたいならコレ。ERや入院初期で「まず何を外してはいけないか」を確認するのに向いている。
IWGDF/IDSA guidelines on the diagnosis and treatment of diabetes-related foot infections (IWGDF/IDSA 2023) / Weekly #17
IWGDF/IDSA 2023からの糖尿病足病変に関するガイドライン。
特殊な感染症
Tetanus / Weekly #13
Lancetから破傷風の総説。
Mucormycosis / Weekly #13
侵襲性ムーコル症の病態・診断・治療総説。
mimics
Clinical Mimics: An Emergency Medicine-Focused Review of Sepsis Mimics / Weekly #10
sepsis mimicsとしてtable 3が効く。
外傷・熱傷とか
外傷
High risk and low prevalence diseases: Traumatic arthrotomy / Weekly #0
異物が四肢を貫いていたら…。
Diagnosis of acute compartment syndrome: current diagnostic parameters / Weekly #0
コンパートメント症候群:“6P”は信頼性に乏しいし、「Pain with passive stretch」や「痛みの程度が外傷と不釣り合い」という所見は、主観的で不正確。手術閾値は、「ΔP = 拡張期血圧 − 筋内圧(ICP)<30」
Practical Review on the Contemporary Diagnosis and Management of Compartment Syndrome / Weekly #4
ちゃんと減張切開までやる救急医向けのコンパートメント症候群の総説。電撃症ではSpO2<90%なら筋膜切開の適応。
脳震盪・軽症頭部外傷
2022年アムステルダム会議の合意声明であり、10本のシステマティックレビューと方法論論文を土台に、スポーツ関連脳振盪(SRC)の予防・評価・管理を更新した文書。
Management of mild traumatic brain injury in the emergency department / Weekly #17
成人mTBIを救急外来でどうさばくかについての実践的解説。
薬剤
Use of tranexamic acid in trauma surgical specialties: a narrative review / Weekly #3
トラネキサム酸(TXA) の外傷領域における使用について、一般外傷、プレホス、整形外科・脊椎外傷、神経外傷の横断的な総説。
熱傷
Emergency department management of smoke inhalation injury in adults / Weekly #0
火事現場から救出後の患者が呼吸困難のとき。
https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/nessho2023.pdf / Weekly #0
熱傷診療ガイドライン第3版。
軽度〜中等度の熱傷患者に対する救急外来(ED)での初期対応について、イタリアの専門家6名による Nominal Group Technique(NGT)を用いたエキスパートコンセンサス文書。
(PDF) Management of acute-phase burn patients in emergency department / Weekly #1
中等症~重症熱傷のER診療の注意点を記した総説。
Outpatient Burn Care: Prevention and Treatment / Weekly #1
図や表が豊富でわかりやすい総説。
American Burn Association Clinical Practice Guidelines on Burn Shock Resuscitation / Weekly #1
成人で20%以上のTBSA熱傷を有する患者の受傷後48時間までの急性期輸液(burn shock resuscitation)に関するガイドライン。
重症熱傷の入院管理に関する総説。
中毒
Use of intravenous lipid emulsions in drug-induced toxicities: a 2025 narrative review / Weekly #0
静注脂肪乳剤(ILE)の総説。
Diagnosis and management of cannabis-related emergencies /Weekly #2
大麻による中毒の総説。フローチャートやpitfall満載。
Cannabis-Associated Emergencies in the Emergency Department /Weekly #2
ER診療における大麻使用者を診るときの注意点が解説されている。
Caffeine Intoxication: An Analysis of Published Case Reports, 1883–2023 /Weekly #18
救急医にとっては、症候・鑑別・治療の全体像を最短で掴めるのが強みになる、現時点で最大級のレビュー。
The clinical toxicology of caffeine: A review and case study /Weekly #18
臨床像、薬物動態、毒性発現機序、治療戦略まで俯瞰できるので、「なぜ低K、乳酸上昇、不整脈、精神神経症状が同時に出るのか」を病態生理から理解できます。
Organophosphate Poisoning: Review of Prognosis and Management /Weekly #19
有機リン(OP)中毒の予後と管理を最新の知見でアップデートしたAdvanced Biomedical Researchのレビュー。
Volumetric Changes of the Choroid Plexus before and after Spinal CSF Leak Repair /Weekly #19
小児救急の総説誌Archives of Disease in Childhoodに掲載された、中毒(poisoning)の総論レビュー。タイトルにある通り、オピオイド・交感神経刺激薬・抗コリン薬・コリン作動薬・GABA作動薬という5つのtoxidromeを受容体レベルの病態生理から整理し、それぞれの典型的バイタル・身体所見・解毒薬を一望できる構成になっている。
急性経口中毒における活性炭(activated charcoal: AC)使用に関する国際共同ワーキンググループによるコンセンサス推奨。AACT・EAPCCT・APAMTを中心とする3学会主導で22名の専門家が編成され、43薬剤・薬剤群について系統的レビューに基づきRAND/UCLA AppropriatenessおよびmodifiedDelphi法でvotingを行い、推奨度をGRADEで提示している。本論文の最大の特徴は、長らく中毒治療の教科書的常識であった「活性炭は摂取後1時間以内」という時間制限を、薬剤ごとに最大6時間まで個別に再設定したこと、そして従来のmultiple-dose AC(MDAC、排泄促進目的)とは別概念としてadditional-dose AC(追加投与、消化管除染の継続目的)を新たに定義した点にある。さらに、覚醒患者に対する活性炭投与目的のみの気管挿管に関する明確なgood practice statementを提示し、43薬剤それぞれの線量閾値・投与時間ウィンドウ・MDAC適応を一覧化している。救急現場で「この薬剤に活性炭を入れるべきか」「もう遅すぎないか」「気管挿管してまで入れるべきか」という3つの実践的疑問にダイレクトに答える内容で、現場の判断軸として極めて有用な総説である。
Critical care management of the patient with pharmaceutical poisoning /Weekly #20
Intensive Care Medicine誌に掲載された、ICUにおける薬物中毒患者管理のNarrative review。本論文の最大の強みは、薬物中毒という幅広いテーマをABCDEアプローチに沿って体系化し、各段階での「中毒患者特有の修正点」だけを集中的に解説していることである。
POCUS
Point-of-Care Ultrasound Use in Hemodynamic Assessment Weekly #1
集中治療領域のPOCUSの基本を確認用。
Emergency medicine updates: Point-of-care ultrasound in cardiac arrest Weekly #1
心停止のときのPOCUS。
Ultrasound indicators of organ venous congestion: a narrative review Weekly #2
図が豊富でわかりやすく、知っているようで知らないVExUSのpitfallが満載。
VExUS score: optimizing its use in perioperative and critical care management Weekly #2
VExUSは「容量評価ツール」だけではなく「cardiac-driven congestion score(心臓駆動型うっ血評価ツール)」として用いるべきであるというのが一貫したメッセージ。
VExUSを実際に使いこなせるようにするための実践ガイド。
Unlocking the Potential of VExUS in Assessing Venous Congestion: The Art of Doing It Right Weekly #2
VExUSのtechnical pitfallに関する詳細かつ豊富な図を用いた総説。
ESICMガイドライン2025(Weekly #2)で参考文献として用いられている集中治療医が修めておくべき基本的な超音波検査技術についての総説。
LUSでのBlineの見え方で病態の鑑別をどうするかについての総説。
現場でLUSを使いこなせるようになるための実践的な総説。
症候
めまい
Diagnosis and treatment of vertigo and dizziness : Interdisciplinary guidance paper for clinical practice / Weekly #0
めまい診療は「TiTrATEアプローチ」(Timing, Triggers And Targeted Examinations)で行う。
救急外来というよりは内科外来でより詳しく詰めるための総説。なんかよくわからんめまいのときのtable 1。
残存めまいに対してはベタヒスチン。