今回言いたいことは、
・陰茎異物も超音波が有用である
・pearlingという用語がある
という2点です。個人的にはどちらも今後使っていきたい手技やワードになります。
病歴/身体所見/検査
・25歳男性・陰茎背側の創治癒が悪いとしてER受診・2週間前に皮下に器具を挿入した既往がある・周囲皮膚は壊死していたが、血液や分泌物はなかった・POCUS…軟部組織下に3cmの星形の異物を認めた
・異物摘出術が行われ、抗菌薬が7日間投与された
ER医は異物があると盛り上がります(?)
とれるものはとりたいですよね。
そして取れると大歓声があがるのはお決まりでしょうか。
鼻異物、耳異物、直腸異物、膣異物などなど。
陰茎を見るとまれにパールのような、しこりのようなものが亀頭部や陰茎部にある人がいます。新人看護師がびっくりして教えてくれることが多いです。
これってpearlingっていうんですね。用語があるとは知りませんでした。
「 陰茎や陰嚢の皮下に小さな異物を挿入して性的能力を高めること 」と定義するようです、へぇ~。
今回はただの下ネタなのでこれで終わりです。
陰茎や精巣への超音波も勉強しておくといいですね。